こんばんは。
2月になりましたね。長浜は少し暖かい日もあり、そして夕方の日も長くなり、寒い中でもゆっくりと、春の足音を感じています。
さて、お客様からの素敵な写真を昨年末に頂きました。今日はそちらをご紹介します!
(ご紹介が遅くなってしまいごめんなさい
)
*お写真の無断転載・無断編集はご遠慮ください
お客様は関東の女性の方で、甲冑製作のご依頼を頂いたのは、昨年の初夏のこと。
お納めのご期日指定で承りました。
「何か、お出になるお祭やイベントがあるのかな。」と思いながら、納期以内にお納め完了。
その時初めて、「実は夏に結婚式を挙げます。その時に使おうと思って。」と教えて頂きました。
思いがけない、「花嫁衣裳」のご用命だったことに驚きながらも、御誂え出来た事に喜びを感じました。
そして、結婚式当日。お色直しにお召しいただきました。
白い袴と陣羽織に紅の鎧!花嫁様らしい紅白が、とても華やかな姫武者姿ですね
ご新郎様も歴史が御好きで、そしてお二人共通のご友人の御列席者もいらっしゃった披露宴だったとか。
「お色直し=お着物やドレス」という大方の予想の中、
甲冑姿での登場は、サプライズで、大いに盛り上がったみたいです
そして、ケーキ入刀!…ケーキもなんて素敵な兜!?
お二人のこだわりが伝わりますよね
とても素晴らしい御式になったことと思います
人生の一番の晴れの日、婚礼に使って頂けると言うのは、私たちにとっても、一つの大きな誇りです。
特に、私個人の思いですが、花嫁様の晴れ姿に「甲冑」という選択があって、それを選んで頂けるのは、本当に嬉しい事です。
「綺麗に華やかに」着て頂ける、一助になれるよう、一層精進したいです。
実はご夫妻には、12月に、期せずして実際にお会いでき、今回のお写真を頂けました。
お写真そのままの、にこやかで素敵なお二人!どうぞこの先も末永くお幸せに
またお会いできる機会を心より楽しみしております!
この度は貴重なお写真を本当にありがとうございました
春の足音と共に、「春から使いたいから、一助朋月さん宜しくね」という嬉しい声も聞こえる中、
お応え出来るよう、工房では製作を進めて参ります。
甲冑やアイテムのご活用報告のお声やお写真は、何よりの励みです。
また、ご紹介も順次進めて参りますね。
それでは、もうすぐ立春
どうぞお健やかに次の季節に向かって行きましょうね
笑門来福
時代物工房 一助朋月