時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
さて私たちは先日7/26〜7/30まで、福島県南相馬市にいました!
そう、相馬野馬追!こちらを初めて観覧してまいりました!!その滞在記の2日目です。
●出陣式を発見拝見!
7/28早朝、しゃきっと起床!ちゃっちゃと準備し、武者行列こと「お行列」を観覧するため、交通規制や駐車場確保を見越して小高区を出発し7時過ぎには原町区の中心地へ。
案内ではお行列スタートは9:30頃…ちょっとさすがに早く来過ぎたか??とぱらつき出した小雨を睨んでいたら、だれぞと無く通行の人の流れ。着いていくと…おおおおおおお
素敵フル装備です!!!!何名か続いて、騎馬武者の方も一方向に向かっていく…これが行列???いやいや時間的にまだの筈だしと状況が掴めないままその方向を追うと…そこにはありました
なんと軍師殿のご本陣!
街中に陣を敷き、そこに役付き騎馬武者がかわるがわる訪れ、参上の報告と野馬追催行に際しての寿ぎを述べる。それを受ける軍師様…なんてかっこいい!
報告と祝辞も作法に則った言葉使いで大音声の地声にて
「申し上げます!」
と何とも雄雄しい響き…馬事・装いと同じく細やかな作法・所作も伝わって生きているのが分かります。
さてこの写真のお二人の武者、敷目縅が華やかな装いは男盛りの武士、そして金小札に卯の花縅は華奢な印象の若武者。
(父子なのかな?)
と思い観ていたら、順に見事に報告と祝辞を述べ、金小札の若武者が言い終えると、
軍師殿おもむろに立ち上がり、ふっと老練な武士の表情から穏やかな顔つきになり
「あの、うちの孫です。」
少し訛りのある温かな声音で周囲に紹介
「おお〜〜〜〜!!!!」パチパチパチ…
御孫君の堂々の晴れ姿と親子三代の見事なる出陣の様に観覧者から拍手が起こる。
本陣にドラマあり…。もう何もかもがリアルにカッコいい。
●お行列!これが相馬武者の晴れの装い!
お行列を見るため、ベストポイント求めメインストリートの野馬追通りへ。そこは前日、武者絵展を観た銘醸館に面する通り。
銘醸館で少し涼を取る。いつの間にか小雨はすっかり上がり、蒸し暑く日差しも容赦なく照りつける…文句なしの夏日となった。時計を見ると9時過ぎ、お茶を買い足し、帽子をゲットし、よき頃合と通りの歩道に我らも見学の陣を張る(笑)…100均の簡単なものでいいから、折畳みイスとかあれば良かったな〜あ、家のあったよね…とか、ついでに言うと双眼鏡も家に忘れたよ〜と、ツラツラ少し後悔。
↑こういうの、あると絶対便利です。(100均の折畳みイス+双眼鏡)
まあ必需品を身を持って学んだということで。
それでも我が陣は日陰、しかも丁度行列解説のアナウンスもすぐ聞こえるという初心者に嬉しい好立地でした。(店主・一助は更に通りを北上し総大将本陣近くで待機)そして9時半から少し過ぎた頃、見えてきました!お行列の始まり〜!
圧巻…次々目の前を颯爽と駆け行く最高に武装した騎馬の列!その数400騎超!!令和の世にこんな光景があったとは…。
そして「人馬一体」って武具馬具のトータルコーディネートの事も言うんだな〜〜とも気づきました。これは目から鱗です。
自分は今まで甲冑単体(+陣羽織とか+たっつけ袴、鎧下とか+武器というのも含み)でのコーディネートしか見ておらず、馬や馬具との調和なんて概念はなかったと痛感。
本来武士の姿とは自分の愛馬を駆り戦に赴く者。愛馬の装いにも気を配る者。
自分の仕事で今後「愛馬とのトータルコーディネートで…」と言うのはあまり無いかもしれないけど、この視点は考えの片隅に置けるようにしようと学びました。ここでお行列を観ないと得られなかった大きな学びです。
それにしても、さすが先祖伝来の名品や御家自慢の逸品…
そういえば、店主・一助が地元の方と話してて聞いた話
「お行列は晴れがやっぱり良い!雨だと濡れたり汚れたりするものなので、雨の年は『雨用』で華やかさも控えめになる。
色々手入れやら大変なのは解るけど見てる側にはやっぱり少し寂しい。だから晴れて観られるのは嬉しいね」
とのこと…なるほどなあ…。我々は幸運だったのですね❤たっぷりの眼福に感謝!
●熱い戦い神旗争奪戦
お行列が過ぎると、またもや移動
あ、その前に若女将は武者絵展2回目鑑賞。主催でアニメーターの横田守さんから、直筆イラスト貰っちゃった❤これも感謝です。
移動して、店主・一助は雲雀ヶ丘祭事場へ。若女将は
「もう、お馬はいいよ〜」
となり…1時間強大人しくお行列を暑い中観たんなら、無理もない。3歳児の集中力や暑さ耐性を思えば充分すぎるワケなので、ここは若女将優先で私は祭事場至近のショッピングセンターに行くことに。お土産を買ったり、キッズコーナーでリフレッシュしてもらったり…。
さて、一助は神旗争奪戦を激写!
ズドーンと打ち上げられたご神旗
馬を駆り、神旗の元に集まる…
(甲冑は胴のみに背旗姿)
正に争奪戦!そしてこれまでよく見かけきた「これぞ、相馬野馬追!」なシーン!!!
見事、取ったり!!!
・・・・書いててつくづく思うのは…やっぱり私(女将)も観たかったよ〜〜〜〜!
まあ仕方ない。店主・一助だって、この日の甲冑競馬は観られてないし。
さすが本祭りというだけ有り、朝から晩まで盛り沢山!アウェイの初心者には追いきれないボリュームでした。これを毎年催行される相馬武士の皆さんやサポートスタッフさん、観覧される地元皆さん…タフだなぁ。凄いなあ。と感嘆しつつ、若女将のお昼寝に合わせて宿泊先に引き上げた我々なのでした。
(3日目:野馬懸け&小高神社神旗争奪戦に続きます)
#相馬野馬追 #野馬追2019 #武者絵展
笑門来福
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
WEB 時代物工房 一助朋月
520-0059滋賀県長浜市元浜町18-20
TEL 0749-50-4937
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】 @yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
さて私たちは先日7/26〜7/30まで、福島県南相馬市にいました!
そう、相馬野馬追!こちらを初めて観覧してまいりました!!その滞在記の1日目(7/27)はじまりはじまり〜!
7/27、明るくなり朝だな〜と思った頃私たちは茨城あたりにいました。(行きは中部長野関東経由)途中過ぎてきた県名を見るにつけ、浮かぶ品物を送ったことのある県名・地名。
(あ、○○県のこのあたりだっけ?●●さんの活動地は…)
と記憶の限り、思い出しては遠くからご縁を頂いていることへの感慨にふける。…何ともありがたいことです。
さて朝ごはんを茨城と福島の県境にあるSAで簡単に済ませ、本場の藁苞水戸納豆ほし〜〜〜!と後ろ髪をひかれながらもラストスパート出発!途中「こんなん、普段の道でも走ったこと無いわ〜〜〜!」と絶叫したくなる視界50cmのゲリラ豪雨に合いながら、福島に入りすっかり明るくなる頃には雨も止んでいました。そして午前9時半に宿泊地の南相馬市小高区に到着。延べ移動時間は13時間!!!
ここで一休み〜とも思ったのですが、落ち着くとそのまま1日つぶしてしまいかねない気もあり、そのまま観覧の旅へ…
で、至近の小高神社の出陣式に行くのが定石ですが…我々は違った。
「若女将ちゃん、絵が見たい!!」
…
……絵とは?…
………武者絵展!!!
武者絵展とは名だたる漫画家さん・イラストレーターさん・アニメーターさんが「武者の絵」をテーマに作品を展示する野馬追応援企画!
震災の翌年2012年から始められ、以後例年野馬追の時期に合わせて南相馬市での展示(そのあと首都圏での巡回展)を開催されてます。
ツイッター上や実際交流のあるクリエイターさんも参加されてて、期間中家族で訪ねたいスポットに入れていたのでした。
…にしたって…今なのか??!
しかし、寝心地も良くない車中でも大してグズらず着いて来た若女将なので、ここは聞いてあげないと。ってワケで朝一で言ってきました武者絵展!
●いざ朝の武者絵展
私と店主は長浜出身のイラストレーター・ホマ蔵さんの絵を探したり、他にもお名前を存じ上げているクリエイターさんの作品を見つけて華やいだり。若女将は、猫と武者のシンクロを極める添田一平さんの武者猫画を
「可愛い〜❤にゃーにゃー、バキューンしてはる♪うふふふ」
とひたすらニコニコ愛でたり…しっかり冷房の効いた館内で、色んな絵に触れロングドライブの疲れをゆったり解したのでした。
(撮影確認済みです:館内は、個々の作品ではなく展示風景なら撮影&UP可能でした。)
●騎馬武者に会えた〜〜〜!
武者絵展の開催場所のある原町の中心地が賑わうのはどうやら翌28日らしく27日は至って静か。武者絵展を出た後は、時間と場所をみると、27日午後から見るべきは騎馬武者が一同に会する「雲雀が原祭場地」であると知る。と、ついでに交通規制も知り、急げ急げと移動。ほぼ滑り込みセーフで規制の抜けて駐車場も見つけ車から降りると…
お侍さん!お馬さぁぁぁん!!
見た事無い数の騎馬武者の皆さんの列!!途切れることの無い蹄の音、迫力がスゴイ!
ちょうど小高郷の軍勢が祭事場に入場するところなのでした。
小学校低学年ぐらいの少年武者さんの姿も。威風堂々!
列は次々祭事場に吸い込まれていったのでした。
●むしろ駄目だめダウンは我ら
行列を見送り、丁度近くで見つけたラーメン屋さんで昼食をとり(めっちゃ美味しい、お店オシャレ、店長イケメン、超親切…という天国でした。「味見」も頂き…ありがとう「へうげもの」さん)
焼きあごラーメン!魚介あっさり好きにはたまらない❤そして具たくさん(玉子は子どもとシェアのため+1トッピング追加)
しっかり元気チャージ!で店を後にし、一路祭事場の中へ…さあ宵乗り競馬で人馬一体疾走する姿を見るぞ!!
と意気込んだものの…
若女将は、馬場の独特のにおいにどうもなれず、イライラのピークに。見続けるのは明らかに無理っぽいので、私と祭事場の裏手にある児童公園に移動。後は店主が馬事を見届けてくれればいい…と思ったのだが…
私は私でロクに寝てない疲労がピークに。しかもウッカリしてて帽子を車に忘れており、すっかり晴れた真夏の日差しと熱をドシコイ浴びることに…結果何が起こったかはお察しの通り。
くらくら熱中症を自覚し始め、ギブアップ。店主・一助にSOSを出し、無念ながら宿泊地に引き上げることに…。
その後夕方に復活し、原町中心地の夏祭り(野馬追に合わせて帰省中の人も交えて賑わう)を少し観て野馬追観覧1日目は終了したのでした。
(2日目:お行列&神旗争奪戦に続きます)
#相馬野馬追 #野馬追2019 #武者絵展
笑門来福
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
WEB 時代物工房 一助朋月
520-0059滋賀県長浜市元浜町18-20
TEL 0749-50-4937
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】 @yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
さて私たちは先日7/26〜7/30まで、福島県南相馬市にいました!
そう、相馬野馬追!こちらを初めて観覧してまいりました!!
そのレポートを何回かに渡り書いていこうかと思うのですが…それに至るまでの個人的所感をまず書きたく存じます。
「それはいいから」と思う方は次の投稿(1日目)からご高覧いただければ幸いです(ぺこり)
相馬野馬追…甲冑に興味があるなら名前ぐらいは聞いたことのある福島県のお祭り。
それを少し詳しく知るきっかけになったのは、やはり2011年の東日本大震災でした。
それから1年以上たった2012年のある日、NHKでドキュメンタリー特集で2012年の野馬追の様子やそれを支える人たちに迫った番組があり、録画して店主・一助と視聴……
言葉を失いました。震災・大津波・そして原発避難という三重の苦労と悲しみを抱えながらも催行に臨む人の姿、そして堂々と復活した誇り高い相馬騎馬武者の祭事の様子…。
心に来るものが大きすぎて、その録画はハードから消しはしないものの再び観る勇気は無かったです。
(ちなみその番組は震災関連記録としてNHKよりダウンロード可能です>https://www.nhk-tech.co.jp/nomaoi/#view)
…でそれから7年、毎年催行されている様子に「良かった」という安堵の気持ちや「やっぱりカッコイイなあ」という思いは抱くものの、
(長浜からは遠い東北、福島のことだし…まあ中々行けないよなぁ…)
と結局、簡単に諦める?割り切る日々。それが今年、風向きが変わった。
「一助くん、今年の野馬追観に行こう!」
と、いとも簡単に誘われてしまったのだ。誘ってくださったのは平素よりお世話になっている方で、IoTシステム開発会社の社長I氏。
特に普段歴史やお祭の話はしないI氏から唐突に「野馬追」しかも「行こう!」誘われる事にまず豆鉄砲を喰らう我ら。
聞けば今、南相馬市の産業支援の事業に関わってて、頻繁に南相馬と滋賀を行き来してらっしゃり、それで野馬追祭りを知り
「これ一助朋月に紹介したら面白くない?」となったらしい。
「なんか仕事になるかもよ?」
「いや〜〜あの祭りの甲冑は先祖伝来のとか、伝統工芸甲冑師が作るとかで…僕らの踏み入れて良い世界じゃないですよ…」
そういう思いも何となくずっとあり、行くのを躊躇う理由の一つだったと思う。
だ〜れもとがめないはずですが「我々が行っていいの?」という少しの葛藤があった…のです。
特に先入観・前知識が前述のNHKドキュメンタリーだっただけに。
しかしそんな勝手な葛藤は他人にはまあ伝わらない。
「そうなの?でも興味はあるやろ??」
「え、まあ、ハイ…あの、でもどうやって?」
「車で。こっから12~3時間で着くよ?あ、泊まるトコ?面倒見るよ。」
車で12~3時間とサラリと言われ、泊まるトコもお世話していただき…これは行くしかない。
仕事に繋がるかとかそんな下心や、勝手な葛藤は、この際もういい。
「自分具足と愛馬」で成り立つ究極の甲冑武者の祭事、これは一生に一度でもその目で見ておくべき、学んでおくべきだと決まった。
そして7/26の夜、我ら一助朋月一家3名は高速の暗闇をひたすらに爆走する旅に出たのでした。
(1日目に続く)
笑門来福
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
WEB 時代物工房 一助朋月
520-0059滋賀県長浜市元浜町18-20
TEL 0749-50-4937
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】 @yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
さて1週間前のお話です。
7/15は通常営業しながらも、女将&若女将と店主、二手に分かれてちょいと知見を広めるため自主研修活動しておりました。
女将ゆえと若女将は大津でLARP(前ブログ参照)、そして店主は営業終了後の夕刻から、長浜で殺陣ワークショップに参加しておりました。
こちらの始まりはその1ヶ月前、以前「サルとミコト」でキャストと参加されてて、今年の天下一演武会にもエントリーされたninoさんから、
「実は、私の殺陣の先生が長浜で久々にワークショップしたいと仰られてて」
とお話をいただいたのがきっかけ。
殺陣用カーボン刀の製造販売を扱う身としては大変貴重な機会!
しかもその先生は、現役の役者として全国で活躍していらっしゃる青山郁彦さん、日俳連アクションライセンス上級という演技者としても殺陣師としてもお話をお伺いしてみたい方です。店から徒歩1分の曳山博物館でWSって、これは本気で研修すべき事案!
女将ゆえ&若女将もLARP終わりに見学兼撮影で合流。(さすがにこれは幼児も体験とはいかないので…安全に見学です)
何よりも強調して仰られていたのは、
・安全な刀の振り方
・安全な身のこなしかた
・安全な相手との距離
そう、安全第一。
それらが正確に確保できた上で、カッコイイ演出・面白い見せ方。
人と戦う、人を切り払う演技だけど、いやだからこそ常に相手や周囲の安全に気を配る姿勢を忘れていけないって事ですね。
基本的な動きを一さらえしてから、途中先生を訪ねて来られた素敵なゲスト(なんと伊勢神楽の演者さん!)のお話を伺いながらの休憩を挟んで、ラストは仕上げに青山先生を芯に全員に手(=動き)を付けての総掛かり!
その動画がこちら↓女将ゆえ撮影の後、音をつけて上げてくださっています。
…店主、締めのお役を拝命…(笑)
今回の反響、今後の手応え次第では、また開催できればとのことでした。
当方としても、天下一演武会〜刀action〜の開催地:長浜としてのポテンシャル向上もして行きたいですし、今後も続いていければ嬉しいなあと願う次第です。
また、次回が決まりましたら当方もSNSで応援拡散して参りますね。
青山先生は他全国で殺陣ワークショップを開催されてます。初心者でも大丈夫なので是非お近く開催の折は触れてみてくださいね。
あと、当方の殺陣用カーボン刀も予約発売中です(笑)
そんなわけで、久々に刀を振って運動した店主なのでした。
体感したことを糧にカーボン刀仕上げ粛々と進めております。
ありがとうございました。
笑門来福
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
WEB 時代物工房 一助朋月
520-0059滋賀県長浜市元浜町18-20
TEL 0749-50-4937
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】 @yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
さて1週間前のお話です。(最近やっと落ち着いてブログ更新にも時間割けるようになりました。)
7/15は通常営業しながらも、女将&若女将と店主、二手に分かれてちょいと知見を広めるため自主研修活動しておりました。
今日はその前編のお話。
女将&若女将、大津で「LARP」を体験してきました!
「LARP(ラープ)」=「Live Action Roll Play」=生で動くロールプレイゲーム=ざっくり言うと「自分で動いてドラクエやファイナルファンタジーのようなクエストをする」っていうコスプレと擬似戦闘とアナログゲームを同時進行させたホビーです。(あってる…?)
ちょっと前置きが長くなりますが、今年の春先ぐらいからSNSでこのホビージャンルの存在を知り、女将ゆえ気になっておりました。ドラクエは少々かじり、ヴァルキリープロファイルやキャッスルヴァニアが好きな私には、ファンタジーな衣裳小道具や設定(エルフとか魔法使いとか)がとっても魅力的に見えて…。
「やってみたいなあ…」と思いながら、まだ子どもも手が掛かるし仕事ももっと安定させないとだし、自分の趣味に割ける余裕は無い、仕事とリンクすることも少なそうと興味を閉ざそうとしていたら
…全くそうも行かなくなった…
ちょっと興味があるな〜とSNSでつぶやいたら、その後から
5月にサバゲーフィールド出店で、本場欧州のLARP文化発信&専用アイテム販売のトップランナー「LARP Gear」さんとお引き合わせ頂いたり、今回お世話になったLARP団体「Liglocus」の代表・唐梨さんがお店を訪ねてくださったりと…なんかご縁の引きスゴイ…。中でも「行けるかも!」と自信に繋がったのは
「親子でLARPされてる方もいらっしゃいますよ」
という唐梨さん情報。
「え!ありなんですか、それ」
それから積極的にやってみたい興味が前進、というところに今回の機会が巡ってきたのです。…前置き以上。
(いやはや、子持ちで新しい事始めるのってハードル高く感じるってことあるよね?というはなし)
そして今回の機会…この日程・この場所で見逃すのはもったいないと、恐る恐る唐梨さんに相談。
「あの〜行ってみたいのですが…全くの初心者+3歳子持ちで行っても良いですか?この場合どういう参加形態が良いですか??」
「それなら、見学かNPC(ノンプレイヤーキャラ=ゲームプレイしない人物=街人や敵や情報提供者など)でどうですか?」
NPCの言葉の意味を調べながら思案…私も若女将もじっと見学で満足できない性格…目の前の遊びに飛び込みたくなる…よし
「NPCでおねがいしまーーーーーす!!」
それからは当日までにゲームシナリオの内容をグループメッセージでやり取り…解る範囲で着いていく。仕掛ける側・裏方から知る方が解りやすいこともあるな〜と。
(内容は秘密)
んで、迎えた当日!
初めてお会いするLARPerのみなさんの装備や設定に胸を熱くしつつ、準備。
若女将にも簡単な役柄を用意してもらい、いざゲームスタート!!
…NPCやりきりましたぜ(笑)
思った以上に芝居の要素もあるんだなぁと、いうのもやってみてわかった実感。楽しい。
元演劇人の血が燃えました。
で、子連れでも…出来ないことは無い…けども、周囲の暖かいご理解が絶対条件。
プレイヤーさんに戦いを挑んだり、見学されていた方とままごとしたり、最後は休憩スペースでお昼ねしたりと、自由すぎる若女将に最大限のご理解と暖かい対応を頂きまして、本当に本当にありがとうございました。深く感謝致します。
そして味を占めたのは私よりむしろ彼女でした。
「若女将ちゃんはね、れんきんじゅつしになる!」
錬金術師!!!!
どうすんのそれ!!!!
ジョブ:錬金術師の幼児LARPer登場なるか??
そっか〜錬金術師って言葉覚えたか…と苦笑いしながら長浜に大返し、我々は夕刻、次は店主・一助が参加している殺陣ワークショップに見学に向かったのでした。
(その2へ続く!)
笑門来福❤
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
遅い梅雨が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて、私は先日、人生初のLARP(ラープ=ライブアクションロールプレイングゲーム)に若女将と行って参りました!
戦う若女将(その後この短剣をえらく気に入っていた…)
詳しい話はまた別の機会にレポしようと思うのですが、とにかく何だか楽しく味を占めてしまった私!そこで疑問にぶち当たります。
「これから、趣味としてまたやるとしたら…何を持っておけば良いの??初心者は何を買っているの?」
それは多分、先日のメンバーさんに聞けばご教授くださると思う。…が、あれ?なんか…この気持ちって…
「『甲冑を着て遊びたい!気になる!』って甲冑武者活動の入り口でドキドキしている人も、こんな気持ちなんでは???!」
…そうだよ、かつて十ウン年前の私もやはりそうだったし、今でも当方に相談してくださる方には答えてるよ。
というわけで、ちゃんと仕事をします(笑)甲冑武者活動・自分具足活動の超根本をざっくばらん正直に語る
「そもそもの話」シリーズ第三弾は「甲冑が着たいと思い始めたら何から買う?」です。
もう結論もタイトルに書いちゃってますが、「いきなり甲冑を買う」…でなくて大丈夫です。
なぜかというと私は
・まずは御貸具足のあるイベントに行く
もしくは
・まずは持っている友人に(貸して頂けるなら)貸してもらう
以上が初心者の入り口で良いと考えます。それを前提に
「お借りする際にこれは自分で用意しておくと良いよ」という話をしていきますね。
最初に用意するなら、まずこの2つ!
その1:作務衣(さむえ)上下セット
何する物:鎧下に着ます。襟元の着物らしさを演出でき、着付けも超簡単。
予算:底値1,000円台〜よくある価格帯5,000円台(弊店取寄せ品:5,200円税別)
どこで売ってる?:一般の衣料品店(場合によっては寝具コーナーやシニアコーナー)・呉服屋・ネットショップ・弊店でも 取寄せ相談可(画像は弊店取扱いカタログより)
備考:綿など吸汗性のあるもの・ポケットのあるものが特にオススメ。極寒期には裏フリース素材などもあり。
その2:地下足袋(じかたび)
何する物:靴の代わりに足元に履きます。普段の靴のサイズと同サイズで選んで大丈夫。
予算:底値3,000円台〜良くある価格帯5,000〜7,000円台(弊店WEBストア販売価格:3,450円〜6,200円)
どこで売ってる?:作業衣料店・ホームセンター・(下駄など和履き物寄りの)靴屋・ネットの祭用品店・弊店WEBストアからも 取寄せ可能(納期約10日前後〜オーダー地下足袋は1ヶ月)
備考:靴下も五本指靴下や足袋靴下にしておくと便利。
靴のサイズが22.5cm以下と小さい女性の方は子ども用で探してみるとヒットするかも。
さらにあると便利
A:サラシ
何する物:甲冑を着る際、腰を締める帯に使います。正味要る長さは3〜3.5m
予算:750〜1,500円ぐらい
どこで売ってる?:手芸用品店・呉服屋・ネットの祭用品店・弊店でも常時販売中
備考:御貸具足で綿入りフカフカの飾り帯だと腰が締まらなかったり、帯刀が決まらない場合あると便利。
但しサラシを使っていいかは必ず運営者の許可を得てから。友人に借りるにしてもこれを用意していくと貸す側はありがたい。
B:巾着・カラビナ付きポーチなど貴重品を入れる物
何する物:サイフやスマホ・車のキーなど貴重品は各自管理なのがイベントの基本。作務衣のポケットに納まればいいけど、そうで ない場合は巾着などに入れて、サラシに結んだりカラビナで引っ掛けて置くなど身につけておくと安心。
予算:1,000円台〜3,000円台
どこで売ってる?:衣料品店・和装系雑貨店・上記写真のポーチは弊店実店舗で販売中(2600円)
備考:長サイフなどは入るかどうかサイズに注意。
取りあえずはこんなところでしょうか。あ!とうぜんながら
イベント運営者やお借りする人から指示された持参品は抜かりなく用意しましょう。(良くある例としては手ぬぐいとか)
あと、自分の判断で持って行きたい・装備したい物(模造刀など)がある場合も必ず事前に確認しましょう。ケースバイケースですが、それが貸出し用甲冑には良くない(考えられるリスクとしては傷がつきやすくなる等)場合はご遠慮頂くこともありますので。
あと、大事なことですが…イベントレンタルでも友人からの借り物でも、準備してくれた相手に礼を持って甲冑の扱いは丁寧に!
これは鉄則です。
とにかく、まずはお試しのつもりでレンタルのあるイベントで楽しんで、そこからそれぞれの理想とする自分具足のイメージを膨らませてから購入の検討で充分大丈夫です。
甲冑武者活動の入り口で迷っていらっしゃる方の一助となれば幸いです。以上ご高覧ありがとうございました。
笑門来福❤
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
アクション用軽量樹脂製甲冑と殺陣用カーボン刀身の専門工房、時代物工房 一助朋月の女将ゆえです。
さて、遅くなりましたが6月8日に今年も長浜市で無事催行されました「第6回 近世城下町ふるさとまつり」のレポートです。
今年も我々は武者行列部会のスタッフに、訪れた参加者様見学者様のお店でのおもてなしに楽しく取り組ませていただきました。
当日は本当に直前までスコールのような雨!過去5回中3回ぐらい、直前明け方まで雨というギリギリOKな天気だったのですが、
スタート間近となっても雨、雨、雨…これは今回はヤバイか…とドキドキだったのですが、なんとか小雨になり予定通り催行。武者行列出発のタイミングでやっと雨が上がり今年も無事スタートと相成りました。
出発と同じ頃、曳山博物館前広場のステージでは、
もうすっかり恒例の長浜市声の観光大使・山口勝平さん&天野ユウさんによる
「ひでよしくん・みつなりくんアテレコライブ&トークショー」の1回目も無事スタート。
そして、大手門通りに差し掛かった武者行列に合流!賑やかに長浜城を目指します。
勝平さん&ユウさんお二方も出陣!参加者の皆さんも観客の皆さんもテンションが上がります!
自分具足勢ハイライト:秀吉公の陣に加勢する家康さま
自前装束勢ハイライト:傾き踊りの祖、出雲阿国さん
自分具足・自前装束が時代や雰囲気に外れてなければ自由なので、こうやって自慢の装いに毎年磨きをかけて参加される方がいらっしゃるのが楽しいですね。
長浜城でゴールする頃には、すっかり良い天気!
武者行列参加の皆様はこれよりフリータイム、長浜城博物館周辺で楽しんだり街中に戻って楽市楽座(模擬店)のグルメを味わったりして楽しまれてました。
そうそう♪弊店の恒例「交流スペース武者溜り」もこのタイミングでオープン!
今年も沢山差し入れを頂戴いたしました、皆さん各地の銘菓に舌鼓を打ってらっしゃいました♪お寄せ頂いた皆様ありがとうございました。(今年はバタバタしててその辺全く写真撮れず…)
さて、午後の部もアテレコライブでステージはスタート。
…可愛い。
そのあとは、第三回天下一演武会~刀action~!今年も参加者の剣技が光ります!
エントリーNo1.紅桜剣舞会関西支部さん
エントリーNo2 尾張鳥忍衆さん
エントリーNo3 演じ隊さん
エントリーNo4 伊賀之忍者衆 羅威堂さん
今回のこの4組で競いました。
皆様の各演武と表彰式の様子はYouTubeの「一助朋月チャンネル」で公開中です。ぜひチェックしてみてくださいね。
まつり自体は6回目、刀actionは3回目…無事催行にまずは安堵なのですが、色々課題も感じた今回でした。また来年に向けてよい形で反映していければと思います。
結びながら、広く各地からご参加ご観覧頂きました皆様、本当にありがとうございました。また来年も長浜でいっぱい楽しんでいただけましたら幸いです。
オマケ:「うわ〜恐竜だ〜!」
梅雨明け夏本番が待ち遠しい折、皆さまどうぞ御身の回り、そしてお身体ご自愛の上お過ごしくださいね。
笑門来福♪
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
今回の写真は筆者・女将ゆえ撮影と当日従軍カメラされてました友人・神木シヴァさんからお借りした画像です。
関係者以外の無断転載・無断転用は一切ご遠慮下さいませ。
]]>
やってまいりました、令和!連休は如何お過ごしだったでしょうか?
私たちは令和最初の端午の節句を長浜城(豊公園)で楽しく「鎧遠足」致しました!
この日は、メジャーな戦国イベント・武者行列が他方でも多く開催される中、
「一助朋月イベントのゆったりさが良いんだよ」「長浜城に行きたいな〜と思って」「いちど一助朋月のイベントに行きたかったので」
と当方イベントを選んで近くから遠くからお集まりいただきました!何ともありがたいことです。
若女将もしっかりお出迎え!
近くの市民施設を着替え場所にお借りして、お昼前にいざ一路城に向かいます。
今回の最年少ご参加者さま「茶筅まる」様、なんとこれが貴重な初節句!御父上様と堂々の初陣です。
(更衣室に若女将の新生児布団持ち込んで陣を整え全力でおもてなし💓可愛く寝返ってくれました←意味が…)
新緑の長浜城周辺は良ロケーションの宝庫!
映えるスポットを活用?
事前に長浜城歴史博物館に確認も取り「甲冑で入館してもOK」とのことだったので、天守最上階(展望台)にも上ってみたり、
中の展示を見学したり、ちょうどお茶席があった日なのでそれを楽しんだり…
新緑とツツジも美しいですね〜お方様。
さて今回のお弁当昼食はこちら
長浜の配達お弁当屋さん「ましっそ屋」さんの幕の内弁当です。そぼろご飯が素敵!
ましっそ屋さんは会議やスポーツ大会、イベントなどにお弁当配達されています。
そして、今回どうしても女将はつけたかった…デザートに柏餅!
端午の節句ですからね〜♡暦もみんなで味わうのもまた楽しみ!
終始和気あいあい、行楽で訪れていた方にも楽しい端午の節句の思い出となる一日になりました。
改めましてご参加の皆様、本当にありがとうございました!
さて、こちらのブログをご覧いただいて「長浜で甲冑着るのたのしそ〜〜〜♪」と思った方、次のチャンスは
6月8日(土) 長浜近世城下町ふるさとまつり で楽しみましょう!
こちら、今年もゴールは長浜城です!
武者行列パレード後は約3時間ほどフリータイムがあり、衣装・甲冑姿のまま長浜市街を「街ブラ」出来るのが魅力です。
参加申し込み締め切りは5月22日(すまない締め切り間近!)
自分具足・自前衣裳の持ち込みが可能ですので、是非自慢の一領でご参加くださいね。
同日、弊店実店舗では武者行列終了後より、参加者様交流・休憩スペースとして、「武者溜り」と題しまして店内奥中庭を開放します。是非お越しくださいませ。気になった武者さんや催事出演交渉してみたい殺陣演者さんに声を掛ける場にしてみてくださいね。
(ただ、今年は弊店は蔵の修理の足場が当日も残っている懸念があり、その場合は例年より少し狭くなるかもです…ご了承くださいませ。)
また、今年は市の実行委員会のほうでも大手通りの金谷公園に出演者交流・休憩スペースが用意されるとのことなので、こちらも併せてどうぞ♪
そしてもう一つ告知!
弊店ではただいま令和改元記念として、「色々縅祭〜イロイロオドシ‐フェア〜」開催中です。
通常の毛引威二枚胴のコーディネートセットのご注文で、お値段そのままで単色縅(ワンカラー)から色々縅(最大3カラー)にアップグレードの特典サービス!
新時代を華やかに彩りませんか?詳しくはWEBのキャンペーン告知ページをご確認ください!
…ちなみに現状こちらのプラン…予約ゼロ件です‼‼(ちーん)
なので…はい…是非ぜひ…。
あの、それって得だな〜って思えたらで良いんで(笑)
以上、イベント報告と告知のブログでした
ご高覧ありがとうございます!
令和も笑門来福!でまいりましょうね♡
☆こちらの自主イベントは公園管理元並びに博物館事務局様へ事前連絡・留意事項確認の下、更衣室を確保して行っております。
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
(参加者並びに関係者以外の方によります無断転載・無断転用は一切ご遠慮くださいますようお願い申し上げます。)
]]>
明けましておめでとうございます!本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます❤
滋賀県長浜市の樹脂製アクション甲冑と殺陣用カーボン刀のお店、時代物工房 一助朋月、女将のゆえです♪
さて、本年も弊店イベント「開運☆鎧詣り」を開催いたしました!甲冑愛好家の皆さんの鎧着初めを運の開ける縁起の良い初詣にできればと思い、なるべく毎年この時期に開催しております。年々少しずつ反響を頂いておりまして、今年は総勢27名で長浜八幡宮におまいりに行きました。
私どもお世話のイベントでは恒例!着替え完了後、出発前の自己紹介から始まります。
若女将も参加!ちゃんと皆さんに一助朋月一家揃ってご挨拶ペコリ。
自己紹介と留意点の確認が終われば、いざ八幡宮に向けて出陣です。
武者の参拝ですから、威風堂々華やかに武威を示して向かいます。
途中こんな写真映えゾーンがあったり❤
そして、約10分ほどで長浜八幡宮境内に到着。それにしても良い天気でした♪
順にご神前に参拝
参拝後はしばし境内にてフリータイム。
ご朱印を頂いたり、おみくじをしてみたり、一般参拝者の方のお写真にお応えしたり…ひと段落したところで集合写真です。
ぐっと密集!ちなみに過去最大の参加人員です。撮影係Tさんに手早く撮影して頂き、元来た道を帰ります。
そして帰陣いたしまして、今回初の試みとなりましたお弁当昼食会です。
(じつは昨年の際に、結果的に帰陣後昼食会となり、なんだか皆ワイワイ和んでいて「あ、これでいいのかも❤」と思い至り、今回正式に会費に昼食代を含めて手配する形式にしました。)
その期待高まるお弁当はこちら!女将、厳選しました…
米原駅名物駅弁「湖北のおはなし弁当」FROM井筒屋!!!!
(一定数量や一定金額の注文で団体配達可能なのです!)
旅情溢れる外装の中は…
季節のおこわ飯(冬は黒豆ご飯というのがまた新年らしくて素敵)と鴨ロースや赤カブ漬やエビ豆などの郷土料理が味わえるのです。
さて、食後は遅れて参加の方も合流してのロングフリータイム!
私と若女将は陣留守居役、店主・一助はお店オープンですが、参加者の皆さんは再び装束を調えて長浜の街を散策へ。豊国神社へもお参りされていたようでした。
以上、参拝はカッコよく後はのんびりな弊店主催イベント「開運☆鎧詣り」でした。
毎年これがよかったのかと試行錯誤なイベントですが、また続けていけたら幸いです。
今回は専属に撮影係をツイッターを観て興味を持ってくださったTさんにお願いしてみたり、
(またすごく丁寧な撮影と対応で本当に助かりました。ここまでやるのが「カメラさんの対応」というのか…と感謝と感心しきりでした。)
他写真ご提供の安土衆蒲生賢秀様と咲比売様もありがとうございます。
着替え・食事場所に快く町の集会所を貸していただけたり、八幡宮様にも参拝許可いただけたりと周囲のご理解とご協力に深く感謝致します。
そして何より、楽しみたいと朝早くからお集まりくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました。
皆様の2019年の活動のご安全とご武運を改めまして心よりご祈念申し上げます!
もちろんブログをご高覧の皆様にも幸多き平成の結びと新時代の幕開けとなりますように❤
笑門来福!
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
(参加者並びに関係者以外の方によります無断転載・無断転用は一切ご遠慮くださいますようお願い申し上げます。)
]]>滋賀県長浜市の樹脂製アクション甲冑と殺陣用カーボン刀のお店、時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
すっっっかりご無沙汰してしまいました。2018年の大晦日、皆さんは如何お過ごしでしょうか?数日来の暖冬傾向から一気に冷凍庫のように寒いですね。
さて、年末のご挨拶も兼ねての超鈍速イベントレポートです(;^ω^
さる11月4日 滋賀県はご当地長浜市にて恒例の石田三成祭が開催されました!
毎年ご参加の方も今回が初めての方も、市内からも遠方からも、自慢の得具足引っさげ石田三成の生誕地・長浜市石田町に集いました!
朝のミーティング↑
初めましての方も、私にとっては数年来のお懐かしい方も、そしていつもご一緒してくださる方もまずは和気あいあいと自己紹介。そしてその後スタート地点へ移動し、武者行列開始の合図を待ちます。
ところでこの武者行列、実は行程は僅か約200mなんです。なので私、狙っていました…
「若女将の初陣はここぞ!」と。
若女将も早3歳、ありがたいことにこの家業や甲冑も好意を持ってくれてます。
というワケで、得具足引っ提げ若女将立つ!!!
W三成さまと💓
そして、大和の地より駆けつけた左近くんともご挨拶。すっかり気を良くした若女将はこのまま、
隊列ではゆるキャラさんの前に位置取りし護衛のように自信満々に出発。
小雨の心配はありましたが、無事行軍し本陣に到着!
ゆるキャラの皆さん、仁鳳さんやこの日がLastliveだった神桜舞(SHINOBI)さん他アーティストの皆さんと揃って開会宣言!
例年通り開会式が終わればしばしフリータイム!
例年通り拘束時間30分<フリータイムという圧倒的ゆるさです。
でもこのゆるさが「行軍時間や制約のある時間が一日の殆ど」という他のイベントや祭とは違うので、参加者の皆さんはそこを楽しんでくださいます。ありがたいことです。
ブースの三成めしを味わったり、アーティストさんのステージを鑑賞したり、来場者にお友達を見つけて談笑したり…思い思いの三成祭を楽しんで過ごしました。
その後、仁鳳さんのライブ盛り上げのお手伝いや、急遽発生した武将PR(運営さんからの急な要請を見事に仕切ってくださったのは、何と徳川内府さまという…すみません、私が若女将の手が離せないのを見越して…。)
好きな武将や、魂と名前と姿を借りている役を超えて、石田三成祭を益々名を高め楽しくする!
今年もそんな素敵な皆さんのおかげで最高に催行できたのでした。
石田三成祭だけでなく、今年も皆さんのおかげで各イベント楽しく安全に参加、催行できました。
また、今年は本当に広く色んな所から色んな出会いとご依頼を頂戴しました。
お陰様で作品もイベントサポートも、私どもが思うよりも大きな山を登らせて頂きました。
一方で失敗も、ダメだ…と思うことも沢山もあったのですが、やっぱりご縁に支えられ乗り越えたり押し通る(!)ことが出来ました。真心から感謝申し上げます。
WEBも実店舗も2019年は1月4日より営業いたします。
また1月13日には恒例の弊店イベント「開運☆鎧詣り」を控えております。(ごめんなさい!募集は満員にて締め切りました)
平成という時代を結び、新時代の始まりの2019年、時代物工房 一助朋月も10周年です。「サバゲ―方面」というちょっと新しい挑戦もしてまいりますので、是非ご期待くださいませ。
それでは2018年大晦日、ご帰省・大掃除・お仕事・旅行やイベント等々、暖かくしてお過ごしくださいませ。
2019年も笑門来福☆
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
さて、秋本番ですね。今日も関ヶ原や各地のイベントにご出陣の武者さんも多いかと思います、どうぞ素敵なご武運を❤
我々はさる10月15日、以前7月に甲冑2領(社伝色々縅腹巻写しと勝色二枚胴)
こちらお納めいたしました奈良県天理市の石上神宮へ、例祭「ふるまつり」の甲冑着付け御奉仕に上がって参りました。
新調甲冑コンビ、いよいよお披露目と初陣です。(お役の方がいらっしゃるまで、準備に余念が無い店主・一助。いつものイベントと違って神事祭礼ということで緊張気味です。)
お渡りの列は約200名の氏子様が各お役の装束で参列されるとのこと。お役はくじ引きで決まるのだそうですが、
甲冑騎馬武者の役はその中で2名。
お納めの際お世話になった神職さんの話では、
「一昨年(昨年は雨でお渡り中止)までは、甲冑騎馬武者といえば『鎧が重くてしんどい、馬上で目立つので気も抜けない。』と実は敬遠されがちな役」
だったとか。
「それがこんな軽くてお社縁の甲冑の写しとなったからには、今後は取り合いの役になりますよ〜!」
と神職さんの声も朗らか。喜んで着て貰えたらと我々も当該のお二方を待ちます。
…とはいえ、200名の中のお二人。当然それ以外の方のご準備の方が次々に進んで行き気が付けば我々の目の前は、直垂やら白丁やら水干やら、色んな装束に着替える方で込み合ってきました。そしていかにも業者然とした形で立つ我ら。当然…
「なあ、これ袴どうやって着ますのん???」
と聞かれる。袴ならすぐ解るし、時間も余裕あるしで手伝い始める我々。次第に「水干は???この烏帽子は???」ともなる。
私は以前京都で着たことあるうろ覚えの記憶を引っ張りだしつつ、一助は他の装束着付けの係の方の所作を、見よう見真似しつつ、聞けるタイミングで確認しつつ、装束着付けもサポート。結果、装束の着付けや生地素材の勉強にもなったという、ありがたいお土産が付きました(笑)現場の学びって大切。そしてまた日ごろ装束も研鑽しておこうと思いました。
そうして、装束着付けが落ち着きだした頃、甲冑騎馬武者役のお二方が入られました。
我々本来のお仕事発揮、手早く着付けてご出立準備完了!
出発場所に移動の際も
「カッコええななあ、けどこれ重いねんやろう?大変やなあ」
と声を掛けられるのですが、
「いやぁ全然楽です!」
とお二方の声も軽やかに、無事騎乗の武士となりました。
甲冑武者の役も乗馬も今回が始めてだったそうですが、
そうとは思えない堂々振りに、我々もただただ魅入って激写!
甲冑騎馬武者の他、花鉾・花笠・太鼓と賑やかに、前後を飾り、宮司様・御奉幣のお稚児さん・御鳳輦(御神輿)のお渡りが約4キロ先のお旅所へ向かいます。
天理の大通り〜在所の中を抜け、お渡りはお旅所である神社に到着。
御鳳輦の中の神様に向けて神饌や神楽の奉納。
そういえば花の装飾が多く、御鳳輦も各装束も彩り豊かで、本当に煌びやかなお渡りです。
華やかな甲冑でお力になれたことが誇らしいと改めて感じました。
神様への奉納の後は、ご一行もしばしの休息。そして一路還御の途へ、また4キロの旅路です。
疲れたご様子も無く、着崩れも無く(休憩中甲冑を外すことも無く)
勇ましく晴れやかな騎馬武者として列を先導されます。
無事、神宮に御帰着となりました。
下馬後、お疲れや苦しいなどのご不調が無いか伺ったところ、
「大丈夫です!楽しかった!!」
とのありがたい感想を頂けました。(「でも外したときの開放感も格別やね(笑)」とも)
由緒ある本歌の写しをさせて頂いたことも勿論ありがたい御縁ですが、
お役目を楽しんでいただける、祭礼の晴れやかな気持ちを存分に味わってもらえる、祭礼に参加される氏子さまのお気持ちに添う甲冑としてお納めできたのも、あり難い得がたい実績だったんだと一日密着させていただいて気が付きました。
深く深く、感謝いたします。
今後、「美しく、軽くて疲れにくい、着付けやすい、扱いやすい甲冑」として祭礼用としても自信を持ってお奨めして行きたいし、またそういった機会を頂けた折にはお社や氏子様のお気持ちに添うよう働いて行きたいと思います。
【おまけ:一方その頃の若女将さんは…】
初めての石上神宮、境内のご神使であるニワトリさんたちにご挨拶。
この↑ニワトリさんは若女将曰く「先生!」らしい…
「先生だよ、先生!」と守り役の奈良じいじ、奈良ばあばにも紹介してました。せんせい…。
そして割りと長時間飽きることなく、ニワトリさんたちと遊んでいたとか。ありがとうじいじ、ばあば…。
重ね重ね、貴重な機会をありがとうございました。秋のピーク、製造も通常のお店も頑張って参りますね!
笑門来福☆
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
(撮影いたしました画像は現地にて掲載許可を頂いております。無断転載・無断転用はご遠慮ください)
]]>
長浜市の樹脂製アクション甲冑と殺陣用カーボン刀のお店・時代物工房 一助朋月の女将ゆえです。
秋深まって参りました!各地での戦国イベントも開催ラッシュを迎え、皆様の活躍をSNSで日々目にするのが嬉しい女将です。
さて、長浜でも盛り上がっております!毎年恒例「小谷城戦国祭り」が昨日10月8日に開催されました!
来9月30日開催だったところ、台風の影響で延期・一部プログラム変更となったのですが、結果素晴らしい秋晴れの下の楽しい一日となりました!
その中で私ども時代物工房 一助朋月は、京まふに引き続きテレビアニメ「信長の忍び」のキャスト・スタッフトークショーのお手伝いをして参りました。
今回甲冑姿でのご登壇となったのはこちら、浅井長政役の声優・内匠靖明さんです!
ご当地ですからね、今年は満を持して城主さま登場です。
アニメの長政さまはなんと言っても「マッチョ!」そして青がイメージカラーなので、
青みとボリュームを感じるコーディネート。カッコよく着こなしてくださいました!
「信長の忍び」のアニメ第三期は9月に最終回を迎えたのですが、もちろん原作は連載中ですし、アニメのブルーレイリリースなども今後控えていらっしゃいます。
その辺も紹介しつつ、放映された姉川編のエピソードや描かれている長政のキャラクターについて、小谷城と快晴の空の下トークを展開。
女将のゆえの私見なのですが「信長の忍び」の浅井長政公は数ある戦国作品の長政公の中でも
「ぜひ観ておきたい長政様」です!
伝っている話や現存の肖像画ではどうやら大柄で「ふくよか系?」(長女茶々が父親似で女性としては大柄だったとか、さらには孫に当たる豊臣秀頼も並外れた巨漢だったとかいう説もあり)で、またその行動は、父親とその側近を追いやって家の再興を図ったり、一度は姻戚関係となった信長に対し猛攻を仕掛けたりと、武将らしく豪快で戦上手。
そういった容姿や性質をそのまま描くアニメやマンガってあまり無いなあと思っていたところ、「信長の忍び」の長政は筋肉モリモリのパワフルマッチョ系!!父・久政とも父子喧嘩は筋肉バトル……でもしっかり子煩悩で妻が大事という人。
「うわ〜〜〜これだぁ!こういうことかも〜〜〜!!!」とめちゃくちゃ腑に落ちた人物像でした。
これは本当に今からでも皆様ぜひチェックです❤
さて、もう一つ❤こちらも毎年甲冑提供をしております、地元を中心に活躍されている劇団「プラネットカンパニー」さんによる
浅井家のワンシーンを描く寸劇。
今回は長政・お市・そして秀吉、落城寸前にそれぞれの「己を貫く」すがすがしい姿を熱演でした!
信長と戦ったことに悔いは無いという長政、娘たちを連れて織田家に行くが心は変わらないと長政に伝えるお市、
最後まで敵対する長政に、いずれ北近江もお市も全て我が物とすると宣言する秀吉。
派手な演出や殺陣は無くて、またそれぞれが語る姿も静かながら力強い言葉で、会話劇でしっかりと観る人の心の深くに届くステージを見せてくれるのはさすがです☆
最後は恒例の餅撒きで無事終幕!
その直後の舞台袖で、内匠さん・プラネットカンパニーの皆さん・そして武者行列参加の友人みのじさんも加わっての
「一助朋月甲冑合わせ」で幸せワンショット♪
若女将、お市様の着物が気になって仕方なかった模様(笑)
ちなみに今回は若女将もお着付けの現場に同行…さすが甲冑屋の娘、着付けのタイミングだけは超おりこうさんモードでした。ありがとう、スゴイよ3歳!
●今回ご紹介の皆様の最新情報はこちらから
「信長の忍び」onツイッター>
プラネットカンパニーonツイッター>@PLANET_COMPANY
会場となったのは小谷城戦国歴史資料館です
(今なら先着300枚限定で「信長の忍び×長浜市オリジナルステッカー」もらえます!)
さて、我々次はいよいよ「石上神宮例祭」が控えております。あの色々縅&勝色縅のお披露目…!また改めてブログでご紹介いたしますね。
笑門来福❤
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
※使用いたしました画像は現地にて関係者様の許可を得て撮影、掲載許可も頂いております。
(無断転載・無断転用はご遠慮下さいませ)
]]>時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
またしても大型台風接近…各地で29日・30日開催予定だったイベントも中止や日程変更を余儀なくされていますね。
こちら長浜では、先日紹介いたしました「小谷城戦国祭り」が9/30から10/8(月・祝)に変更されました。
お楽しみは一週お預け、まずは台風対策抜かりなく!ですね。
さて、夏にお納めいたしました納品先のご紹介です!
…そのまえに…皆様は「変身体験」とか「変身写真」・「扮装写真」というのはご存知でしょうか?
有名なところでいえば「京都での舞妓さん変身体験」とか太秦映画村での「時代劇扮装写真」とか、
時代衣裳や特別な衣裳・ヘアメイクを体験して写真撮影してもらう体験サービスですね。
さきがけとなった京都を中心に全国各地に有料体験サービスを併設する観光施設や、専門の撮影スタジオなどなどあるのですが、
当然、甲冑もそういった体験できるスタジオが既に何箇所かあります。
…だけど…
既存のそういった甲冑体験は「重さを実感」が主体だったり。
もちろんそれは甲冑という非日常を味わう上で、大事な要素です。本当に。
でも、一方で私は思うのです。
「『カッコよさ』という満足度を求める上では、重さは必要ないのでは…むしろ軽いほうが良いのでは?」と。
例えばせっかく憧れの武将甲冑を着れたけど、重さで表情が強張ったり疲労感が出たりして表情がイケてなかったとか、
思うようなポーズをキープできなかったりとか、着慣れていない人だと特にあるあるな話です。
そういった場合、重さはマイナスの要素です。
質感を損なうことなく、軽さでもってストレスなくポージングや表情に集中して、
結果「カッコいい写真が撮れる」という満足度を上げる。
ウチの軽量樹脂製甲冑にならそれが出来るなあ…と思い始めたのは今年の春先。
そこからご縁を得て、やっと本題(笑)
このたび
奈良県大和高田市にある「花魁体験スタジオ やまと桜」さまにて、一助朋月の甲冑が体験・撮影用に導入されました!!
「やまと桜」さまでは、オープン4周年の目玉新企画として、甲冑体験・撮影プランを導入されることに!
お店のコンセプトも「花魁体験スタジオ」から「花魁・甲冑体験スタジオ」に変更されるくらいの本気度なのです。
その要となる甲冑3領をお誂え、お納めいたしました!男性向けサイズと女性向けサイズ、どちらもあるので、特に女性の方は
「ブカブカで着られている感でちゃう」なんてことはありません!そこは当方の現代人に合ったサイジング調整技術と樹脂製のフィットの良さをフル活用しています。
詳しくは是非ぜひ「やまと桜」さまの甲冑体験専用公式サイトをチェックしていただきたいのですが、
お話を頂き、これは面白いことになる!と思ったのは、独自のスタイリングのセンス!
イメージ写真がめっちゃカッコいい!!!!
もとより花魁体験も時代衣裳的な花魁スタイルもあれば、現代的なビジュアルやカラーウイッグを使った2.5次元の花魁キャラ?ようなスタイルもあったり、折々のキャンペーンでは花魁だけでない多彩で贅沢な「和装系コスプレ」が楽しめるお店。
もちろん、甲冑でもそれは活かされていて「自分のなりたいキャラや雰囲気に応じたヘアメイク」「カラーウイッグを使った、スタジオ撮影ならではの遊び」が適うのです。
これって、甲冑の楽しみ方の新しい風になったらいいなあと思うのです。
従来、甲冑を楽しむ場はやはり「時代テーマのイベント」だったり今時だと何がしかの「おもてなし隊」だったり。
それらに共通するのは、時代装束としての再現度の高さを求められることだったり、祭りにせよ「おもてなし」にせよ『他者に見せる・他者やその場に貢献活動をする』のが条件だったりと、100%自分のために自由に振舞う・着飾るのは実は難しかったりします。(けっこう忘れられがちだけど…ね。)
でも、変身体験は100%自分のため!
自分がしたい格好のため甲冑を装って、誰に見せる(見られる)とか何かへの貢献ではなく、自分の楽しみのため写真に残す。
たぶん、この方が敷居が低くて良いと思う人もたくさんいると思います。やっぱり日本人、まだまだ非日常な服装で外に出るのは(やってみたいけど)抵抗がある人のほうが多いでしょうし。
それに私どもとしても、一助朋月の甲冑を「ちょっと」着てみたいという方への紹介先となって、それがこんなにカッコよくしてもらえる所なので、本当に嬉しいのです。
何より、女将ゆえの元々のスタート…いわゆる沼の入り口(笑)が「変身体験めぐり」だった私にとって、故郷・奈良で変身体験をされているお店に御縁を頂けて、本当に感謝感謝!なのです。
納品は完了いたしましたが、引き続き「やまと桜」さまの一ファンとしてもこの甲冑プラン、全力プッシュしていく構えです❤
甲冑プランはスタートと同時に好調のようです!ぜひ秋の奈良観光と共に、楽しんでくださいね。
改めて「やまと桜」さま詳細はこちらからどうぞ
甲冑体験スタジオ「やまと桜」https://www.nara-samurai.com/
花魁体験スタジオ「やまと桜」http://nara-oiran.com/
☆店舗は同一ですが、プランを詳しくごらんいただけるよう別サイトにされています。
店舗所在地:奈良県大和高田市礒野南町3-8 TEL:0745-60-1779
(日曜定休)
甲冑の楽しみのあらたな一助となることを祈って
笑門来福❤
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
長浜のアクション用樹脂製甲冑と殺陣用カーボン刀身のお店、時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
またしても1ヶ月ばかり時間が空いてしまいました…。もう9月も後半ですね。秋の連休、皆様楽しまれていることと思います。
さて、さる9月16日(日)、私女将ゆえは京都にいました。
それも「京まふ=京都国際マンガ・アニメフェア」に!!…プライベートではなく、仕事で!
はい、現在放送中のアニメ「信長の忍び」のキャストトークイベントのお手伝い!
織田信長役の羽多野渉さん、木下秀吉役の山口勝平さんお二方のご出演衣裳として甲冑をご用意&お着付けに行って来たのでした!
長浜市声の観光大使でもある山口勝平さんより、
「京まふ、殿(=羽多野さん)と甲冑で登場したら面白いかも!」
とご提案・ご紹介頂きまして、私どもとしても
「そ、そんな!信長様と秀吉様のご上洛(=京都でのイベント)に晴れの甲冑をご用意するなんて、戦国時代の甲冑屋でも願っても得られない光栄な機会、ありがたき幸せ!!?」
と張り切ってご用意させていただきました。
「信長の忍び」は織田信長に仕える忍びの少女・千鳥を中心に乱世を描く、戦国大河アニメ。
深夜時間帯にたった5分(しかも正味3分)のショートアニメにも関わらず、マニアも納得の時代考証や登場人物・エピソードの層の厚さ、美濃(岐阜)や姉川(長浜)などストーリーの舞台となった地元との連携PR、そして豪華なキャストの皆さんの熱演で、ファンを確実に掴んでいる骨太な作品!私も一ファンとして毎週楽しく拝見しています。
イベントスタートが朝一番の時間帯だったのですが、スタート直前、既に会場内は満席。
そこに甲冑姿のお二人が登場されると大歓声と共に場内のテンションは一気にMAXに!出入り自由なオープンイベントだったこともあり、スタート後も観覧される方はどんどん増えて行き、最終的にはかなり後ろの方まで集まられていたそうです。
トークの中では今期オンエアの前半で舞台となった姉川の話や、今後も長浜市とのタイアップPRの予定(☆後述を参照)など、長浜市の紹介もあり、ありがたくも私どもの名前も出して頂きました。
オンエアは9月29日深夜で3期目の最終回となるのですが、願わくば遠くないウチに次4期目が決まって欲しいという願いで締め括られていました。
(毎週見てますが…昨日も見たけど、これはこのまま終われないですよ???顕如様はまだまだ輝いているし、長政様は小谷に帰っちゃったし、武田方っぽい美女さんの正体とか…あ、個人的感想でした。)
さて!終わっても終わらない、その一歩は…長浜の小谷から(笑)
9月30日(日)長浜市の小谷戦国資料館前広場で行われます「小谷城戦国まつり」にて、
浅井長政役の声優・内匠靖明さんをお迎えして「信長の忍びトークショー」があります!
タイムスケジュールはこちら>小谷戦国祭りチラシ(内側)
3期最終回オンエア直後ということもあり、どんなお話が聞けるのか注目大です。
私どもも「小谷戦国祭り」は毎年劇団プラネットカンパニーさんの甲冑協力などお手伝いしております。
(当日は私もどこかにいるはず。)
信長の忍びFANの方、浅井長政公や浅井一家が好きな方是非、「聖地」での一日を楽しんでいただけましたら嬉しいです❤
また正に本日、東京ビッグサイトで開催中のツーリングエキスポJAPAN2018の滋賀県ブース内湖北エリア紹介コーナーでも、
長浜市とのタイアップを展開中とのことです。
オンエア情報や諸々の詳細情報は
「信長の忍び」onツイッター>
にてご確認くださいね。
結びにもう一枚!この度は貴重な機会をありがとうございました!
※使用いたしました画像は現地にて関係者様の許可を得て撮影、掲載許可も頂いております。
(無断転載・無断転用はご遠慮下さいませ)
秋のイベントシーズン、皆様もどうぞ素敵なご活躍を!
笑門来福❤
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
]]>
色々縅にまつわるエピソードは一旦休題。(頭の中整理中です。)
さて先週より久々に殺陣用カーボンファイバー刀身、販売中です。
…ここに至るまですったもんだありました。
前ロットの下請け会社への追求、該当品をお持ちのお客様への交換対応・・・
それらがひと段落したとき、店主も女将も心身ともにクタクタで正直続けるべきか迷いました。
今後の評判は?製作ペースは?
…でも、迷う以上に目の前には「次はいつ発売ですか?」の問い合わせがあったり、ますます注目される習い事としての殺陣や各所で殺陣ショーが増えるブームの波。
もともと、殺陣用カーボン刀身は「安全な殺陣のため、竹光に代わる折れにくく弊店から手に入りやすい殺陣用刀身を!」というコンセプトで始めた物でした。そして販売開始時より殺陣人口は増えている…。
ふと、ある方から頂いた言葉がよぎりました。
「どんな芸能も工芸や物造りがあって成り立っています。現代のニーズに向き合い続けてください。」
やっぱり今撤退したくない。
もう一度、店主自らの手で間違いないものを造って行きたい。
今後販売はますます不定期にはなりますが、まずは再始動いたします。
秋の戦国イベント・パフォーマンスステージに、殺陣を習い始める際の相棒に如何でしょうか?
(竹光中心の現場でも、お使い頂けます。その他ご購入や納期に関する事前相談、来店打ち合わせも大歓迎です。)
WEBストア商品ページ>カーボン刀身本体 https://itisuke-ko-bo.net/products/detail.php?product_id=403
>各種オプション https://itisuke-ko-bo.net/products/list.php?category_id=43
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
時代物工房 一助朋月
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】@yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
(動画にて殺陣用カーボン刀身のスペックを多方面から解説しております。)
]]>