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- 2019.08.27 Tuesday
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皆さん、こんにちは。女将ゆえです。
あけまして!もあっという間に今日から2月ですね。チョコレートホリックの私は自分へのバレンタインチョコを何にしようか…しか考えていません(笑)
さて、今回は甲冑を着用する際の必需品の話
「サラシ」
そうそう、甲冑の腰を締めるのに大事な…
…のことです。
正確な用語で言うところの上帯(うわおび)ですね。
歴史的な話をすると、甲冑を腰で締めて体に密着させて着るのが一般化した南北朝時代から繰締めの緒と同じく用いられるようになった1丈ないしは9尺5寸の白布ということだそうです。
1丈ないしは9尺5寸ということは約3メートル前後ということ。実際自分たちが使いやすいのも女性で2.5m、男性で3mぐらいなんで、その辺はあまり変わりなしですね。
さて、なんでこの話をするかというと…
理由1・サラシを腰に使っていないのをよく見かける
(この状態で着ているのを目にする)↓
ウエストを絞らず、なんというか…甲冑を引っ掛けただけの状態ですね。よく特に刀など差す必要のない場合(役柄・イベント)で
見つけてしまい内心「あちゃーーー」と微妙な気持ちになるんです。
私が「あちゃー」と心を痛めるのは勝手です(笑)
でも、昨今一般参加型の模擬合戦なども増え、そう言った場でこれを見かけると…ちょっと危ないな〜と。
着ている方は解ると思うのですが、甲冑を着て動くと多少なりとも甲冑が体に合わせて上下するんですね、それが腰で抑えてないと上下する幅は大きくなり、ゴチゴチ顎に当たったり転倒の時に思わぬ二次被害になったりと…着用者の体を傷めることになりかねない。
だから、甲冑を着る際にはサラシを用意してほしい!!…と思うのです。
あ、ちなみにフカフカした綿入りの絎けた飾り帯を使っている方もいらっしゃいますが…これもお勧めは出来ません。
あれはあくまで飾るための装飾品なので…
「じゃあサラシって、どこで調達すればいいの」が次の話
理由2・どこで売っているのか一言で説明しにくい!
サラシは、要は綿100%の薄手の白布なんですが一般的には10m巻き1000円代で売ってます。
・・・どこに??
う〜〜〜ん。
手芸用品店(裏地コーナー・資材コーナー・コットンコーナー…)
薬局・ドラッグストア(包帯など衛生資材コーナー…)
呉服屋店(着付け用品コーナー…)
あ、最近はベビー用品店(布おむつコーナー・腹帯コーナー…)でも見ました…って、サラシって何なんだ状態。
これが更に、取り扱いが店それぞれで「ここなら絶対に売ってます。」とは言い切れなく、「…の上記を当たればどこかに」としか言いようがなく。比較的確実なのは手芸用品店かなあと。
…という何ともまだるっこしい状況を改善したいと、ずっと思い続けてきました。しかし、手芸店でも薬局でもない甲冑屋が売るとなると、仕入れ先を確保するのは難航…価格・仕入れ数の調整がやっと着きました。
しかも使いやすい5m入りで!
近日中に販売開始いたします。「サラシ5m」750円(税込)
正直ちょっと割高です(>_<)薬局でも手芸店でもない仕入れ力の弱い甲冑屋の悲しい所…
でも甲冑と同時購入での価格を検討したり、この商品単体でも売れていけば価格は下がるかもしれないので、ちょっと今はご容赦くださいね。
WEBでも実店舗でもどちらでも販売します。
10mだとどうも多いという方には便利だと思います(^^♪
既にお持ちの方も、新しいのに替えて新シーズンに向けてのご準備にいかがですか♡
どうぞ良しなに♪
久々に自分の写真を出してちょと照れてます。女将ゆえでした。
笑門来福
時代物工房 一助朋月
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