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- 2019.08.27 Tuesday
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皆さん、こんにちは!長浜のアクション用樹脂製甲冑と殺陣用カーボン刀のお店
時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
さて1週間前のお話です。
7/15は通常営業しながらも、女将&若女将と店主、二手に分かれてちょいと知見を広めるため自主研修活動しておりました。
女将ゆえと若女将は大津でLARP(前ブログ参照)、そして店主は営業終了後の夕刻から、長浜で殺陣ワークショップに参加しておりました。
こちらの始まりはその1ヶ月前、以前「サルとミコト」でキャストと参加されてて、今年の天下一演武会にもエントリーされたninoさんから、
「実は、私の殺陣の先生が長浜で久々にワークショップしたいと仰られてて」
とお話をいただいたのがきっかけ。
殺陣用カーボン刀の製造販売を扱う身としては大変貴重な機会!
しかもその先生は、現役の役者として全国で活躍していらっしゃる青山郁彦さん、日俳連アクションライセンス上級という演技者としても殺陣師としてもお話をお伺いしてみたい方です。店から徒歩1分の曳山博物館でWSって、これは本気で研修すべき事案!
女将ゆえ&若女将もLARP終わりに見学兼撮影で合流。(さすがにこれは幼児も体験とはいかないので…安全に見学です)
何よりも強調して仰られていたのは、
・安全な刀の振り方
・安全な身のこなしかた
・安全な相手との距離
そう、安全第一。
それらが正確に確保できた上で、カッコイイ演出・面白い見せ方。
人と戦う、人を切り払う演技だけど、いやだからこそ常に相手や周囲の安全に気を配る姿勢を忘れていけないって事ですね。
基本的な動きを一さらえしてから、途中先生を訪ねて来られた素敵なゲスト(なんと伊勢神楽の演者さん!)のお話を伺いながらの休憩を挟んで、ラストは仕上げに青山先生を芯に全員に手(=動き)を付けての総掛かり!
その動画がこちら↓女将ゆえ撮影の後、音をつけて上げてくださっています。
…店主、締めのお役を拝命…(笑)
今回の反響、今後の手応え次第では、また開催できればとのことでした。
当方としても、天下一演武会〜刀action〜の開催地:長浜としてのポテンシャル向上もして行きたいですし、今後も続いていければ嬉しいなあと願う次第です。
また、次回が決まりましたら当方もSNSで応援拡散して参りますね。
青山先生は他全国で殺陣ワークショップを開催されてます。初心者でも大丈夫なので是非お近く開催の折は触れてみてくださいね。
あと、当方の殺陣用カーボン刀も予約発売中です(笑)
そんなわけで、久々に刀を振って運動した店主なのでした。
体感したことを糧にカーボン刀仕上げ粛々と進めております。
ありがとうございました。
笑門来福
アクション用樹脂製甲冑と
殺陣用カーボン刀身の専門工房
WEB 時代物工房 一助朋月
520-0059滋賀県長浜市元浜町18-20
TEL 0749-50-4937
FBページ時代物工房 一助朋月
Twitterゆえ@甲冑時代物工房「一助朋月」【公式】 @yue_ICHISUKE
instagramyue_itisuke.hougetu
YouTube時代物工房 一助朋月
皆さん、こんにちは!長浜のアクション用樹脂製甲冑と殺陣用カーボン刀のお店
時代物工房 一助朋月の女将ゆえです!
さて1週間前のお話です。(最近やっと落ち着いてブログ更新にも時間割けるようになりました。)
7/15は通常営業しながらも、女将&若女将と店主、二手に分かれてちょいと知見を広めるため自主研修活動しておりました。
今日はその前編のお話。
女将&若女将、大津で「LARP」を体験してきました!
「LARP(ラープ)」=「Live Action Roll Play」=生で動くロールプレイゲーム=ざっくり言うと「自分で動いてドラクエやファイナルファンタジーのようなクエストをする」っていうコスプレと擬似戦闘とアナログゲームを同時進行させたホビーです。(あってる…?)
ちょっと前置きが長くなりますが、今年の春先ぐらいからSNSでこのホビージャンルの存在を知り、女将ゆえ気になっておりました。ドラクエは少々かじり、ヴァルキリープロファイルやキャッスルヴァニアが好きな私には、ファンタジーな衣裳小道具や設定(エルフとか魔法使いとか)がとっても魅力的に見えて…。
「やってみたいなあ…」と思いながら、まだ子どもも手が掛かるし仕事ももっと安定させないとだし、自分の趣味に割ける余裕は無い、仕事とリンクすることも少なそうと興味を閉ざそうとしていたら
…全くそうも行かなくなった…
ちょっと興味があるな〜とSNSでつぶやいたら、その後から
5月にサバゲーフィールド出店で、本場欧州のLARP文化発信&専用アイテム販売のトップランナー「LARP Gear」さんとお引き合わせ頂いたり、今回お世話になったLARP団体「Liglocus」の代表・唐梨さんがお店を訪ねてくださったりと…なんかご縁の引きスゴイ…。中でも「行けるかも!」と自信に繋がったのは
「親子でLARPされてる方もいらっしゃいますよ」
という唐梨さん情報。
「え!ありなんですか、それ」
それから積極的にやってみたい興味が前進、というところに今回の機会が巡ってきたのです。…前置き以上。
(いやはや、子持ちで新しい事始めるのってハードル高く感じるってことあるよね?というはなし)
そして今回の機会…この日程・この場所で見逃すのはもったいないと、恐る恐る唐梨さんに相談。
「あの〜行ってみたいのですが…全くの初心者+3歳子持ちで行っても良いですか?この場合どういう参加形態が良いですか??」
「それなら、見学かNPC(ノンプレイヤーキャラ=ゲームプレイしない人物=街人や敵や情報提供者など)でどうですか?」
NPCの言葉の意味を調べながら思案…私も若女将もじっと見学で満足できない性格…目の前の遊びに飛び込みたくなる…よし
「NPCでおねがいしまーーーーーす!!」
それからは当日までにゲームシナリオの内容をグループメッセージでやり取り…解る範囲で着いていく。仕掛ける側・裏方から知る方が解りやすいこともあるな〜と。
(内容は秘密)
んで、迎えた当日!
初めてお会いするLARPerのみなさんの装備や設定に胸を熱くしつつ、準備。
若女将にも簡単な役柄を用意してもらい、いざゲームスタート!!
…NPCやりきりましたぜ(笑)
思った以上に芝居の要素もあるんだなぁと、いうのもやってみてわかった実感。楽しい。
元演劇人の血が燃えました。
で、子連れでも…出来ないことは無い…けども、周囲の暖かいご理解が絶対条件。
プレイヤーさんに戦いを挑んだり、見学されていた方とままごとしたり、最後は休憩スペースでお昼ねしたりと、自由すぎる若女将に最大限のご理解と暖かい対応を頂きまして、本当に本当にありがとうございました。深く感謝致します。
そして味を占めたのは私よりむしろ彼女でした。
「若女将ちゃんはね、れんきんじゅつしになる!」
錬金術師!!!!
どうすんのそれ!!!!
ジョブ:錬金術師の幼児LARPer登場なるか??
そっか〜錬金術師って言葉覚えたか…と苦笑いしながら長浜に大返し、我々は夕刻、次は店主・一助が参加している殺陣ワークショップに見学に向かったのでした。
(その2へ続く!)
笑門来福❤
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お盆、お暑うございます。皆様はどちらでお過ごしでしょうか?
久々のブログ更新しかも連投にお付き合い下さいまして、ありがとうございます。
さて、先ほどご紹介しました。石上神宮様伝来甲冑「色々縅腹巻」写し
納品後、ちょっと面白い繋がり(勝手に繋がりと信じているだけですが)を見つけてしまったので、そのお話。
実は、この甲冑に取り組むに当たり、暗に思っていたのが「奈良甲冑師の背中が見えるだろうか」でした。
本歌は室町時代に制作され、石上神宮様の社伝では足利尊氏奉納を云われております。武の神としても崇敬されていた石上神宮に奉納する相応しい甲冑です。
決定つける論や研究が無いですが、我々としてはこれは造ったのはきっと奈良の甲冑師だと思っています。(時代背景的にも当時奈良では腹巻作りが盛んだったこともあり…まあ詳しい追求は、専門に研究されている方の見方次第ですが。)
それを素材もかける時間も全く違うとはいえ、形をなぞらせて頂くからには、何か追体験のような手ごたえを掴みとりたいと考えていました。(結局いつもどおり慌しく駆け抜けたのが現実だったわけですが。)
それでもお納め先にご満足頂き、ほっと安堵していた折、奈良甲冑師の存在を強烈に感じる出来事が…。
話の種は本歌甲冑の作られた室町から江戸時代に下ります。
江戸時代を代表する甲冑師といえば、徳川家康の御用甲冑師として仕えた岩井与左衛門。
この方には以前から興味があり、私は度々暇を見つけては本やネット検索で調べては知的好奇心を満たしているのですが…。
「岩井与左衛門」のワードで
画像検索をしていると、こんな写真が…
なんか物凄い既視感…!!
どうやら、兜鉢の裏に銘が切ってあり、岩井与左衛門作とはっきりしている具足らしい。
6間草摺りの二枚胴具足だし、袖が大袖で胴の色に合わせた威し方ではあるのですが、
その色の取り合わせと特徴的な所々1間の草摺りの中での切り替え…断言してもいい、あれ↑ですよ、岩井先生!!
岩井与左衛門は今の奈良県奈良市高天町(近鉄奈良駅付近)に住んでいたとされている。(宮崎隆旨先生著「奈良甲冑師の研究」より)
奈良市高天町〜石上神宮はグーグルMAP計測で徒歩約2時間半(ちなみに車で約30分)…江戸時代なら充分に生活行動圏内である。
「神主さん、ちょっと観して欲しいんですわぁ。」「これは岩井殿、ささどうぞ。」…と顔パスで観に行く?
「岩井殿、ちょっと直して欲しいですわぁ。」「これは石上の神主さん、ほおほお見事な…室町の頃ので?」…と修理を請け負う?
ちょっと想像しただけでも、岩井与左衛門本人が石上神宮の色々縅を目にしていた可能性は高い!!そして、彼のアートワークに影響を与えるぐらい印象的だった…と考えると楽しい。
「そうかぁ…岩井与左衛門のまなざしも捉えるような、美しい甲冑を写させてもらったのかぁ❤」と、我々の自己満足心がフクフクしたのでした。
で、この甲冑はどこに所蔵よ?と調べたら・・・ところはフランス、アンヴァリッド軍事博物館(前出の画像は同館のデジタルアーカイブよりお借りしました。英語で検索することも可能。)
ここに岩井与左衛門作の甲冑が4領伝わっています。
フランス王室の持ち物だったとか。
徳川将軍家から英国もしくはオランダ経由でフランス王室に贈ったのか、もっと別のルートで伝わったのか…奈良甲冑師の仕事が遠くフランスで今も輝きを放っているのは素敵なことです。
実はフランスのヴェルサイユ宮殿に憧れる、私女将ゆえ。
「いつかヴェルサイユに行って、そのついでにこの江戸時代の色々縅にも会いたいな❤」
と、憧れに思いを馳せてみたら…話はまだ続きました…
甲冑って不思議!
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皆さんこんにちは。
若葉がますます眩しい季節、いかがお過ごしでしょうか?今日の長浜は、中高生の遠足・修学旅行シーズンでしょうか。賑やかな若い声が聞こえてきます。
さて、GWもすっかり明けたある日、店主・一助は悩んでいた……。
店内の品物と動線の関係に。
ウチは500円以内でも十分楽しめるステッカーや和風雑貨から、1万円台な模造刀、そして展示用と受け渡しのみだけど高額な甲冑が混在するお店である。
「武者!忍者!刀剣〜❤」と、大人も子どもも心たぎるお店でありたい…と願っている。
しかしながら500円のものと同じ気分で高額な商品を扱うのは、なんか違う!彼は更に悩んだ。
「いっそ、もっと専門的な大人のコアユーザー向けの店にしたほうがいいのか…いやしかし、気楽に『おお、武者!忍者!!カッコいい!女将の選んだ和雑貨カワイイ!』と童心に返る店でもありたい…グヌヌヌ…」
悩んだ末、彼は決心した。
「よし、店の縄張りを改めよう!」
曰く、気楽に観光ついでに楽しめるゾーンと、じっくり模造刀を見たり甲冑の相談が出来るゾーンを明確に分ける!と。
やるしかない!「空間は自由だ!!」(←奈良の某家具屋さんの名言である。)
決めたが道のりは遠かった。時にチグハグなレイアウトに、あーでもないこーでもないとガシガシ店内の陳列を入れ換え
丸2日掛けて出来上がった!
分かりますでしょうか?お店入り口から半分のゾーンに雑貨をまとめ、ゆるやかな間仕切りとなるように配したのでした。
そして、間仕切り裏側には
商談テーブル設置❤
これで資料や、甲冑・模造刀の実物を広げながらでもゆったりお話が出来ます♪大人の打ち合わせ空間。
6月3日の近世城下町ふるさとまつりを目前に、満足度の高いお店にステップアップできたかな?
まずは少なくとも店主・一助と私にとっては、とても納得いく新たな城構えとなりました(笑)
是非お立ち寄りくださいね。
笑門来福
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皆さんこんばんは!
いやはや、週末大寒波(◎-◎;)皆様の周りはいかがでしょうか?!
長浜は、土曜のお昼からみるみるうちに積もりだし…15日に予定していた鎧詣りも泣く泣く断念……(。>ω<。)
安全と健康があっての平成甲冑武者ですからね。。。
さて、さる1月12日我ら、一助朋月一家は宝塚におりました!
御縁がありまして、今回1月12日から23日まで公演の宝塚歌劇団星組「バウ戦国ロマン『燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-』に、兜など衣装協力させて頂きました。
(公演パンフレットのどこかに我々の名が…あるんです)
そして待ちに待った公演初日、観覧いたしました!
(ちなみに大劇場は何度か観覧してるけど、バウホールは初めて)
主演の七海ひろきさんは凛と美しく、クールな知略と燃える心をもった竹中半兵衛を熱演!
内容を書くのは控えますが、半兵衛はもちろん、秀吉、官兵衛、信長家臣の武将達からそれぞれ本当に熱くカッコ良く魅力的です。
また半兵衛の妻いね、秀吉といえば正妻・おね、そして信長の正妻濃姫…奥方様勢も本当に強く美しく戦国女性の生き様をそれぞれ描かれてました。
戦国の物語を語る上で外せないのは、「誰が、その時、どこにいて」だと思うのですが、これがとても分かり易くかつエピソードも濃厚で、
特に、岐阜と長浜はかなり素敵に描かれてます(∩´∀`∩)
私は観ながら心の中で「長浜を、ありがとうございます!」と3回呟いてました(笑)
ここまで書きながら「オススメです!ぜひ観にいってくださいね」がかなわないのが、苦しい…チケットは前売りで完売…なんですよね。
さてさて、一家で、出かけた訳なのですが、若女将(1歳の乙女)は今回こんなサービスを利用してみました。
公演中の託児をお願い出来るサービスがあるんです(〃'▽'〃)
4か月から預かってもらえる赤ちゃんドンと来いな素敵サービス!
保育士さんに預けた瞬間は「エ?!」と固まった若女将ですが、終演後迎えに行ってみれば終始ご機嫌だったらしい(^-^;
さすが保育士さんのおもてなし。
親になったら、好きな演劇やミュージカルにご無沙汰になんて寂しい、むしろママになったからこそ、自分の「好き」をキープして無いとやってらんないですよね♡
そんな女心も万全フォローの宝塚歌劇、やっぱりすごいです!
ちなみにランチは家族で劇場の内のカフェテリアだったのですが、ここも子ども連れ食事に、細やかなフォロー(お子様イスやお子様食器が探す間も無く持って来てもらえた)でした。
家族で宝塚行き、ハマります!
………もう途中から、家族目線(笑)
年始からこんな素敵な舞台のお仕事に関われて、本当に感謝いたします。これが年始なんだから、今年はもっともっと精進しないとですねσ(^_^)
多くの方の「楽しい・素敵・カッコいい」の一助となるよう努めて参ります!
笑門来福
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